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アリから学ぶ怠け者の重要性

2009年11月29日 06:50

存在重要「怠けアリ」…「働きアリ」だけだと集団破滅

働きアリを「よく働くアリ」「ほとんど働かないアリ」に分けて、それぞれの集団(コロニー)を作り直しても、一定の割合で「働き者」「怠け者」に分かれることが北海道大学の長谷川英祐(えいすけ)准教授(進化生物学)らの研究でわかった。


なんだか今更発表するまでも無く、よく知る話のような気もしましたが・・・。

これまでまことしやかに噂されていた話はこうですね。
働きアリの法則

100匹の働きアリを観察すると、そのうちの

20匹(2割)が良く働き、
60匹(6割)が普通に働き、
20匹(2割)が全く働かない

のだそうです。

このうち、働かないアリ20匹をそこから取り除くと、残った80匹のうち、

16匹(2割)が良く働き、
48匹(6割)が普通に働き、
16匹(2割)が全く働かない


と、常に「2:6:2」の比率になるのだそうです。



実はこれ、そういう研究結果は無かったようです。
調べた感じだと、元の話は、
日本動物行動学会ニューズレター43号(PDF注意)

「働き者」「怠け者」をそれぞれ取り除いたコロニーで,
残された個体の労働パターンがどのように変化するかを調べたが,
働かないものは働かないままであり,
働き者を失ったコロニーで不足する労働を補ったのは次に働いていた個体であった。


要約としては、突然「働き者」がいなくなると、平凡な労働者の中でも「働き者」に近い個体が頑張りだして、足りなくなった労働力を補う。
と、いうことですね。
「怠け者」がいなくなったからといって、誰かが怠けだすとは書いてありませんでした。

じゃあウソだったのかというと、そうではなく、
今回の発表によれば、試してみたらその通りだったよ、と。
多分そういうことですね。

ちなみに「怠け者」といっても、「全く働かないアリ」ではなく「ほとんど働かないアリ」だということです。ここは重要なところですね。
「怠け者」というより「サボリ癖」みたいなものなんでしょうか。

ちなみにそれぞれが働く量をばらばらに持っている方が、
全体としては一定量の労働力が確保しやすいというようなシミュレーション結果もあったようです。
つまり、「働き者」達がダウンした際にフォローする役回りなのかもしれませんし、サボっているわけではなく何かに備えて「待機中」という可能性もありますね。

どちらにしても、アリの世界の話ですから「怠け者」に見えてもアリ的には仕事中という可能性もあるわけですけど。


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