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HTVがミッションを終えて地球へ帰還

2009年11月03日 03:41

宇宙ステーション補給機「HTV」が再突入、ミッション完了

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人宇宙輸送船「HTV」が11月2日早朝、地球大気圏への再突入を実施し、ミッションを終えた。H-IIBロケット試験機による打上げから約50日。



今年9月11日、種子島宇宙センターから「H-IIB」というロケットが打ち上げられました。現状では日本で最高性能のロケットだそうです。
このロケットのミッションは「HTV」を地球から宇宙へ運ぶこと。それだけです。
さて、宇宙へ連れて行かれた「HTV」とは何かというと、簡単に言えば大きなトラックです。ただし宇宙用の。宇宙では動けますが、地球から宇宙に飛び出ることはできないので、そこだけ「H-IIB」というロケットにお願いしているわけですね。
宇宙にさえ出られれば「HTV」は自分でお届け先へ向かい、荷物を渡して地球へと帰ってきます。残念ながら地球へ突入した際には、お届け先から受け取った不用品と一緒に大気圏で燃え尽きていくということにはなるわけですが・・・。

結構大きなニュースとして報じられていると思いますが、そんなに目新しいことでも無いような感じはします、が、違いました。なかなかに熱いニュースのようです。

「HTV」と同じようなものとしては、ロシアのプログレス補給船というものがあるようです。
この「プログレス」の場合「HTV」では運べない宇宙ステーションの推進剤を運ぶことができます。残念ながら「HTV」では推進剤を輸送できないようです。
しかし「HTV」と「プログレス」の一番大きな違いは宇宙ステーションとの接続箇所だそうです。「プログレス」の接続部分は自動制御でコンピュータが上手いこと接続してくれますが、「HTV」の宇宙ステーションとの接続箇所は自動制御してくれません。
そのため、ロボットアームを使って手動で宇宙ステーションとドッキングするという難易度の高いことをしています。コレを成功させたというのもかなり大きな事なのだそうです。

では、なぜ自動制御してくれるところにドッキングしないのかというと、そこはどうやら通路が狭いんだそうです。そのため大きなものを持っていっても通らないので、「プログレス」ではあまり大きなものは運べないんだそうです。しかし、「HTV」は大きな通路の場所を選びました。つまり、「プログレス」という今までの輸送船では運べなかったものを「HTV」では運ぶことができる!というのがスゴイんですね。

ちなみに、「プログレス」「HTV」は無人の輸送船ですが、有人のものといえばあの有名なスペースシャトルがあります。ですが、人が乗るということは人が生きるための設備なども用意するわけですから、当然無人のものよりコストもかかりますし、何より危険もあります。
人が移動するためならばもちろん必要ですが、荷物だけを運びたい時にわざわざ人を乗せるのは、危険を増やすだけになってしまいます。しかも、スペースシャトルは来年2010年でお役目を終えるとのこと。

そうなると「HTV」でしか宇宙へ運べないものがある、ということになります。ビジネス的にも良いことでしょうし、何よりそれで日本の技術を宇宙で活かせるような雰囲気ができれば、現在はかなり出遅れてしまっている日本の宇宙事業もこれから活性化していくかもしれませんね。

関連:宇宙ステーション補給機


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