2010年03月06日 04:03
実際は相当うるさいらしいですね。
そんな騒音を抑えることのできるヘリコプターもあるようです。
音のしないヘリコプター(動画)
ヘリコプターって飛行中すっごい音がしますよね。あれは翼渦干渉(BVI)という現象によるものだそうです。そこでEurocopter社の開発者がこの現象をおさえて音を小さくする新しい種類の回転翼Blue Edgeを開発しました。Blue Pulseという技術を採用して作られたこの翼は、回転翼のきわに3枚のフラップがついています。このフラップが圧電モーターを使って1秒間に15回から40回ほど上下に動き、それによってこの翼渦干渉を抑え、結果騒音が抑えられる、ということだそうです。
リンク先に動画があります。
さすがに「静か」というほどには静かにはならないようですが、
普通のヘリコプターに比べればはるかに静かです。
技術的な説明は良くわかりませんが、
今、飛行機やヘリコプターの騒音はタイムリーな問題ですからね。
劇的に研究が進んでいくことを期待せざるを得ません。
2010年03月05日 08:00
何でもかんでも発電しようとしてますが、電気以外のエネルギーを使うとかそういう研究って無いんでしょうか?
「筋力発電」の最先端:「体内でも利用可能な」圧電性ゴム
歩いたりジョギングしたりするエネルギーを電気に変えて『iPod』に電力を供給できたら素晴らしい――まさにこれが、米国の諸情報機関[インテリジェンス・コミュニティ]から資金提供を受けて進められている新しいナノテク研究の考えだ。
(中略)
研究者たちは今後、プロトタイプ装置を作って分析を行ない、人力発電を採用するとコストがどの程度削減可能かについて測定しようとしている。
まだまだ製品化までは先は長そうですが、面白い研究ですね。
具体的にどういう動きで電気を作り出すのか、細かいことが良くわからないのですが、
「筋力発電」で「圧電性ゴム」ということは、筋肉の伸び縮みで発電されるとかでしょうか?
だとしたら結構微妙かもしれないですね・・・。
自転車だってライトを付ければペダルが重くなるわけで、
筋肉の伸び縮みからエネルギーを拝借すればその分重く感じるとかしそうな気がします。
気にならない程度なんでしょうが・・・。
この研究は、情報機関が使う機器の充電以外に、軍用全般に用途がある。遠方の孤立した地域で任務に当たる兵士たちが、簡単に電力を得られるようにするなどだ。
だがMcAlpine氏は、民間利用についても期待している。最も重要なのはおそらく、ペースメーカーのような体内埋め込み型の医療機器のバッテリーに代わるという用途だろう。[生体適合性のある]PZTゴムを使うことにより、肺から得た電力を利用して心臓を制御し、部品交換の必要なく装置を動かし続けることができるようになるかもしれない。
軍用の利用に関しては、筋力発電でなくとももっと良い発電方法があるんじゃないかと思いますが、
ペースメーカーの電源などには最適なのかもしれないですね。
モノを食べれば、体を動かせるので、「筋力発電」でき、ペースメーカを動作させることができます。
真ん中を省いて考えれば、ペースメーカを動かすためには、食事をしっかり採っていれば良い、と。
普通の食事を体内機械の動力にできる、と考えれば、
ある意味、魅力的な研究なのかも・・・。
2010年02月04日 14:02

メーヴェです。いや、メーヴェみたいなものです。
およそ一年半近く前になりますが、008年10月にはゴムでひっぱって飛ぶテスト飛行を公開していたようです。
そして現在はジェットエンジンによる飛行へとバージョンアップ中らしいです。
現在、トライクによる訓練やエンジンの取り付け作業中。ジャンプ飛行は09年の秋~冬の予定。
と、あるので近々また動きあるのかもしれません。
大いに期待です。
関連:OpenSky
関連:製作者 八谷和彦さんのサイト
2010年02月04日 02:00
ダイソン「羽根のない扇風機」、量販店でも4月発売(ITmedia News)

ダイソンは、羽根がないのに風が出る扇風機「Air Multiplier」(エアマルチプライアー)を、4月23日に全国の量販店で発売する。直径25センチ(ホワイト、サテンブルーの2色)と同30センチ(ホワイトのみ)の2モデルで、オープン価格(「羽根のない扇風機」を見てきた Dyson、日本でも11月発売)。
円柱状の土台に円い輪っかが載ったデザインで、輪っかの内側後部に開いた細いスリットから風を吹き出す仕組み。昨年11月にインテリアショップや「ダイソンオンライン」で発売した。
一部のお店では既に販売されていたようですが、4月からは量販店ですからきっと店頭に見本品が並ぶでしょう。
こういった新しい技術、それを使った商品というのは興味ありますけど、
実物に触ってみないことには欲しいとも買おうともなりませんからね。
とりあえずは4月には触ってみたいと思います。
あとは値段かな・・・。
オープン価格とありますが、どうやら4万円弱のようです。
扇風機としては・・・高いですねぇ。
2010年01月26日 05:24
カーボンナノチューブでバッテリーになる服、スタンフォード大学が研究中(Engadget 日本版)
どのようなファッションを着込なせばいいのか、そして携帯ガジェットのバッテリーはどうすれば長持ちするのか、このふたつの問題を一度に解決するかもしれない研究があります。スタンフォード大学Yi Cui准教授率いるチームが取り組んでいる、蓄電できる服です。導電性を持つことで知られる単層カーボンナノチューブからインクを作り出し、綿やポリエステルという一般的な衣服用素材をコーティングするという仕組み。コーティングにより特別重くなることはなく、素材の柔軟性、伸縮性も失われません。
さて、今のところは「蓄電」ということのようなので、
家で充電してから着ないといけないような感じですね。
現実に商品化されれば、静電気とかソーラーパワーとか自動充電にはすぐなるでしょう。
でも、服に電気を貯めておくということは、あんまり大量に蓄電できても危険ですし、
なにより身の回りの電化製品や、そもそも携帯電話とかに悪影響もありそうです。
ただ布に蓄電できるということは、衣服に限らないわけですから、
そう考えるとなかなか面白い研究です。
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